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小さくても、はなやかに。あたたかく。
葬儀の形が変わって来ています。家族だけで行う家族葬。
自宅で行う自宅葬。昔ながらの葬儀から、現代の生活スタイルに合わせた葬儀へと変化しています。
そんな中、ふと思いました。「葬儀で一番大切なことは、何だろうか」
一人の人が、この世にさよならを告げる。まもなく故人と関わりのあった人たちが集まり、故人のことをあれこれと語り合う。「ああだったね」「こうだったね」「そんなこともあったね」。語り合いの中で、残された人同士が心を寄せ合い、気持ちを一つにし、故人を送り出す。それが本来の葬儀だと思います。
弔いのひとときが、人と人との絆を深める時間であってほしい。そのために、人生の最後の最後に横たわる「棺」は、故人を感じられるものであってほしい。その人らしさがあふれる、はなやかな「最期の隠居部屋」であってほしい。
その想いを形にしたのが、旅立ちカプセルです。
故人を偲ぶ人が、故人を囲み、そのすぐそばで思い出を語らえるよう、形状や設置テーブルまで含めた「見送りの空間」をデザインしました。また、環境に負担をかけない素材に、デジタルプリントの技術を融合し、仏式・神式それぞれの宗派に合わせたデザインをご用意。これまでの常識を超えた、まったく新しい棺のカタチ、葬儀のカタチです。
日本はますます、高齢化に向かって進んでいます。若い世代の人口減や人手不足が深刻になる中、葬儀の場にも効率化の波が押し寄せています。でも、どんな世の中になろうとも、未来の葬儀が、心あたたかなものでありますように。人の絆を感じられるものでありますように。忙しさの中で忘れがちな「大切なこと」との距離を、旅立ちカプセルで縮めることができたら。そう思っています。
安心のポイント
故人を囲む『旅立ちカプセル』、
費用を抑えながら「はなやか」な葬儀を。
葬儀会場を華やかにする祭壇には多くのコストがかかります。『旅立ち葬〜旅立ちカプセル〜』は、棺を華やかにすることで祭壇と棺を一体化。皆さまが花を持ち寄り、テーブルを飾るスタイルで華やかな葬儀でありながらコストを抑えられます。
始めから終わりまで、
専任の担当者が付き添います。
初回の打合せから葬儀当日まで、専任の担当者がお世話をいたします。不安を抱えておられるご遺族さまに寄り添い、ご要望にお応えいたします。
また、葬儀後の仏事から諸手続き、生活に関わるサポートに加え、心のケアにも取り組んでいます。
価値の見える化を行い、
葬儀を適正価格で行います。
初回の葬祭ディレクターとの打合せの際、明瞭で安心な会計を行います。全てご遺族様との合意の上で金額を決定し、実施いたします。
旅立ちカプセル
葬儀のカタチが簡素化されても、
故人を送り出す人の想いは今も昔も変わらない。
弔いのひとときを、
人と人との絆を深める時間であってほしい。
人生の最期に横たわる棺は、
華やかであってほしい。
その想いから生まれたのが『旅立ちカプセル』です。
好みに合わせたデザインをご用意しています。
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浅紫
百合十字架
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ガーベラ
黒百合
『旅立ちカプセル』の特長
故人を送る優しい棺は環境にも優しいものを。
通常の木棺は、積層合板で出来ており、火葬の際にダイオキシン類とともに、多くのCO²を排出。その量は車が約1ヶ月で排出する150〜200kgと同じと言われています。
『旅立ちカプセル』は、再生紙でできた紙管を使用。その他はダンボールと紙で作られ、インクも環境に優しい水性インクを使用しています。木棺に比べ燃焼時間も短く、CO²の排出量も抑える環境に優しい棺です。
故人を安心して包む棺は、構造もしっかりと。
『旅立ちカプセル』は、一級建築士と共に3年間の試作を繰り返し完成した棺です。本体は直径550mm,厚さ5mmの紙管で丈夫に設計されていますので、運搬時の衝撃にも耐えれられます。長さも1980mmある為、体格の良い方でも十分な余裕が保てます。
また、頭の部分も楕円形にくり抜き、故人のお顔を見ていただける工夫を施しています。
特許第7108655号
故人を包むものだからこそ、ひとつずつ丁寧に。
『旅立ちカプセル』は、専門のスタッフがひとつずつ、手作業で組み立てています。
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インクジェット出力機で印刷された表装紙をパーツごとに切り分けます。
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パーツをひとつずつ、手作業で糊付けします。
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水平機と定規を使用し、左右平行となるように調整します。
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骨組みは半円形のパーツを組み込んで、人が乗っても潰れない構造です。
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プリントした表装紙の裏に糊を付け、パーツごとに貼りつけます。
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寝台となる板を被せます。
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紙管の上部を被せ、上部と下部が隙間なく重なるか調整を行います。
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完成した『旅立ちカプセル』の印刷部分です。